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子供に英語を習わせるメリットとは?

近年では幼児教育の一環として英語を習い事に含める家庭が増えていますが、実際2011年から小学校で英語教育が必修科目になっています。

また、2020年からは小学3年生からの必修に引き下げられることになりました。

では、教育の年齢を引き下げることにどのような目的があるのでしょうか。

子供に英語を習わせるメリットを紹介します。

 

バイリンガルの脳は認知能力に優れています

1ヵ国語を話す人のことをモノリンガル2ヵ国語を話す人のことをバイリンガルといいます。

日本には日本語しか話さないモノリンガルの人が多いですが、実は世界的に見るとバイリンガルの方が多いとされているのです。

現に2018年の英語能力指数ランキングで88か国中日本は49位と低い位置にいます。

日本は単一民族なので日本語ができれば生活に困ることがないというのが大きな理由ですが、しかし現在の研究結果でモノリンガルよりもバイリンガルの方が認知能力が高いことが分かっています。

その理由として、バイリンガルは長期にわたって2つの言葉を使い続けることが、モノリンガルの脳よりも優性にしていると考えられています。

例えば、2つの情報を処理する場合バイリンガルの脳は前頭前野だけではなく、言語をつかさどるブローカ野という部分も使用しており、そのため脳が活性化されて認知能力が高まるとされます。

さらにバイリンガルの人は実行機能に優れていて注意力や抑止力が高いので、子供の場合は自分で計画を立てて勉強ができたり、お菓子を我慢することができるようになります。

現在、高学歴社会に向かっていることも含めて、基本的な能力を高めたいと思うのなら早期のうちに子供に英語を習わせるのがいいでしょう。

 

英語耳は正しい発音が身につきます

言語に限らず、何かを習得させるのなら早い方がいいとされています。

一般的に人間の脳は8歳~13歳で発達を停止させるといわれており、実際に年齢が上がるにつれて何かを吸収する能力は衰えていきます。

特に言語の場合はそれが顕著に現れるため、大人になるほど新しい言語を覚えるのは困難になっていくでしょう。

耳の感覚器官が完成するのは3歳ころとされており、それまでの子供は大人には聞きとりにくい発音を聞きとり、それを正確に発音することが可能です。

また、10歳頃が耳の感覚器官のピークとされているので、この年齢を言語の臨界期として考えておくのがいいでしょう。

それを踏まえると小学3年生でも正確な英語を理解するのはギリギリな年齢ということが分かります。

英語の場合は日本語との共通点が少ないので、収得する言語としては難しい部類だといわれています。

例えば日本語のラ行は英語ではRとLの発音がありますが、RとLを間違って発音すると「right(正しい)とlight(光)」「pray(祈る)とplay(遊ぶ)」というように全く意味の違う言葉になってしまいます。

一般的な日本人はカタカナに慣れており、どちらも「ラ」にしか聞こえないため聞き分けが難しいですが、子供の頃に聞きわけられるようになる耳を手に入れられれば正確な発音を身に着けることができるでしょう。

 

コミュニケーション能力が高まります

年々、国内の外国人の数が増えてきています。2018年上半期で訪日外国人の数は1500万人を突破し、過去最高となりました。

また、外国人労働者の受け入れ拡大の政策もはじまり、今後は国内の外国人数もより増えていくと予想されます。

日本では外国人とのコミュニケーションが当たり前になっていく可能性を考え、これまで英語を学んでこなかった大人の中にも習い事として取り入れる方が増えてきているようです。

ただ、外国人が増えることで起こるのが、日本人と外国人の間に発生するトラブルです。

起こりがちなトラブルでは文化や国民性の違いがありますが、子供の頃に言語を学ぶことで異文化に対して広い視野を持つこともできるようになるでしょう。

もちろん日本である以上は外国の文化に合わせる必要はありませんが、何故そのようなトラブルが起きてしまうのか、どう解決したらいいのかを冷静に判断することも可能です。

また、英語ができるようになると自信もつき、外国人と話してみたくなります。

すると積極性が身に付き、日本人には苦手とされている表情やジェスチャーなどの非言語コミュニケーション能力も自然に身につくでしょう。

 

新しい言語の習得は大人になるほど難しく、ハードルの高さと時間の余裕によって続けることが困難になってしまうケースが大半です。

対して子供にとっては苦手意識や抵抗感も低く学ぶ時間と気持ちに余裕があるため、日本語と同じように自然な形で習得しやすくなっています。

早い段階で学ぶことで学校の履修にもついていくことができるでしょう。

ただ、その反面で日本語の発達が遅れる母国語も第二言語も中途半端になってしまうという子供もいるため、どちらも正しく学ばせることが重要です。

デメリットも予め理解しておくことで子供の言語発達を妨げることがありません。

日本人としての意識を保ち、日本文化と伝統を尊重させた上で第二言語として学ばせることをおすすめします。