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習い事を見学した方が子供は伸びる?子供のやる気を高める見学方法とは


自分の子供に様々な特技を身につけさせたいと願うのは親として当然のことです。
まわりの友達も、スポーツやダンスなどそれぞれ夢中になる習い事を見つけたようだし、うちもそろそろと焦る親御さんも多いのではないでしょうか。

 

どうして習い事を始めたいのか

いざ習い事を始めるにしても、やはりそこには目的があるはずです。「体を動かす機会を与えたい」「ピアノを習って将来音楽大学に進んでほしい」など、皆さん何らかの思いがあって習い事を選んでいると思います。親がやってほしいと願うものと、子供がやりたいと思う習い事が一緒なら幸せですね。

でもそうはうまくいかないのが子育ての難しいところです。子供の気持ちを優先するにせよ、親心で半ば無理やり習わせるにせよ、継続するには結果的に本人が「やりたい」と思うように仕向けなければなりません。そこでうまく利用していただきたいのが「見学」というシステムです。大抵の習い事には「見学」の制度があり、事前に教室の雰囲気を見て入会できるような仕組みになっています。

この見学には必ず親子で参加してください。たまに親だけが見に行って決めるパターンがありますが、大事なのは親ではなく本人の気持ちです。お子様が自分の目で見て、自分の意志で決められるように、選択の場を与えてあげてください。

親として確認すべきことは、どうしてこの習い事を始めたいのかという理由です。そのスポーツの選手に育てたいという理由と、運動不足を解消したいという理由では、おのずと教室の選び方も違ってきます。その教室が自分の子にとってどんな存在になってほしいかをよく考えたうえで、見学に臨むように心がけてください。

 

先生との相性を見極めよう

早速親子で見学にやってきました。最初に対応してくれるのは事務のスタッフかもしれませんが、最終的には直接教えてくれる先生の姿を拝むことになります。まずは、先生の子供への対応の仕方を観察しましょう。

一口に先生と言っても、その略歴は千差万別です。学習系の習い事なら教員免許を持った先生もいるでしょう。反対にダンスの先生など、限りなくラフな受け答えをされる方も存在します。どちらにせよまず見てほしいのは子供との相性の良さです。どんなに丁寧な先生でも、それがよそよそしいと感じられれば子供は好きになれません。ぞんざいな口調でも熱意と愛情があれば、長く信頼関係を保つことも出来るでしょう。

まずは見学している子供の表情をよく見てください。先生を見る目は輝いていますか?退屈で集中力をなくしていませんか?緊張で口数が少なくても、興味を持ったかどうかは目を見ればわかるもの。習い事との幸福な出会いは最初の出会いが最も肝心です。どんな事柄でも初めてそれを教えてくれる人は貴重な存在です。その存在を見つけるためには少々時間がかかることも覚悟して、よく吟味してください。

始める理由によっては、「もっと厳しい人がいい」とか、「もっと有名な先生がいい」という思いも生じることでしょう。たしかに一定の成果を得るためには教室を選ぶ必要も出てきます。でも何かを始めて継続するためには、師と呼ぶ人との相性が必ず大きく関わってきます。結局遠回りをしたと嘆かないためにも、先生は慎重に考えて選んでください。

評価するのはあくまでも親ではなくお子様です。それを忘れないでください。

 

教室全体の雰囲気もしっかり観察を

見学の際の大事なポイントとして、その教室全体の雰囲気が挙げられます。自分の子供が入る前の状態で、教えられる側の様子もしっかり観察してください。生徒たちはその習い事を心から楽しんでいますか?

もちろん指導が厳しくてもかまいません。大切なのは生徒が自分の意志で課題に向かっているかどうかです。向上心をもって進んでいる教室には熱気があります。それは優秀な成績を上げているかどうかではなく、好きなことに打ち込んでいる満足感です。良い先生には、その習い事の楽しさを伝える能力があり、生徒はそれを敏感に察知します。そこから生まれる熱気が、結局は上達の早さや全体のレベルアップにもつながっていきます。

なかなか向上しない生徒もいることでしょう。見学でそんな子を見つけたら、先生の資質を見抜くチャンスです。良い先生は、できない子にもそれに見合った指導をする力を持っています。器用な子ばかり育てるならこんな楽なことはありません。出来ない子を教えて一定の成果を出せるからこそ、多くの保護者から支持されるのです。

自分の子が劣等生の立場に立たされた時どうなるか。それを考えるのも親の務めです。落ちこぼれをそのまま放置するような教室は結局そこまでのレベルです。割り切って他の教室を探すことをお勧めします。どんなに親が考えていても、子供の持つ直感と観察力にはかないません。見学ではぜひ自由にいろいろな面を見せて、感想を聞いてください。

先生や雰囲気が気に入ったら、お子様の目はきらきら輝いていると思います。帰宅しても教室のことを話し続けるようなら、ぜひ入会してください。いつまでそれが続くかはわかりませんが、子供が自ら「やりたい」と思う教室を根気よく選んであげること。やる気を高める見学方法はそれに尽きるのではないでしょうか。